先日、WILLCOMの音声定額について興奮気味にお伝えしましたが、
なぜWILLCOMの音声定額にアドバンテージがあるのかの私なりに考えを述べます。
> ここまでやってしまうと、ソフトバンクやイーアクセスがやろうとしているサービスがかすんでしまいますね。
> 他のキャリアに対して定額は難しいでしょうから。
> 技術的にはIP電話の延長ですが、移動体なだけにそのインパクトはかなり違うかと。
これは、新規参入会社がキラーサービスとしてかなり高い確率で音声定額を打ち出してくると
私が踏んでいたことが文脈としてありました。
通常は、3G携帯電話でも交換網で通話呼をつなぎます。
(少なくともW-CDMAはそのはず)
定額サービスのためには、まずはバックボーンをIP化して音声呼を自社のIP網にバイパスさせる必要があります。
新規参入を表明しているソフトバンク・イーアクセスは既に大規模なIP網を持っていますし、
ゼロから携帯電話網を構築するのであれば、かならずIPと親和性の高いネットワークにすると思います。
電話の定額化は、既にIP電話で実現されています。
しかし、これは自グループ間以外の通話に関しては、通話相手の会社に対する課金が発生しますので、
定額化されていないのはご存じの通りです。
これは携帯電話でも同様で、全通話の定額化は不可能だと思います。
これがパケット通信との大きな違いです。
なぜWILLCOMの音声定額にアドバンテージがあるかと言えば、その価格設定です。
基本料金2900円で定額というのは、他の携帯電話会社では無理な数字でしょう。
それを端的に示しているのが以下の数字です。
現在の各オペレータの一番安いコースは料金設定は、以下の通り。(税抜き・年間契約)
ドコモ(FOMAプラン39) : 3510円(無料通話750円)
au(プランSS) : 3315円(無料通話1000円)
Vodafone(バリューパック) : 3510円(無料通話2000円)
ツーカー(シンプル35コース) : 3500円(無料通話3500円)
調べてみてびっくり。2900円以下のコースがない(笑
まあWILLCOMの音声定額コースは無料通話はないので、
他オペレータとの通話で実質的にはそれなりの金額にはなってしまうと思いますが、
特定の相手との通話のために持つなら、既存のオペレータの料金設定では太刀打ちできないわけです。
二人で5100円ですから。
ソフトバンクはVodafone買収の噂が消えないですから、イーアクセスの話をすると、
おそらく5000円くらいで自社内定額で参入するつもりだったんじゃないでしょうか?
今までならそれでも十分インパクトがあったと思いますが、
WILLCOMが音声定額で先陣を切ってしまったため、マーケティング的なインパクトは失ってしまった。
さらに、WILLCOMには300万に達しようかという既存の契約者が居ます。
そりゃドコモに比べたら10分の1以下ですが、
新規参入した会社が自社内定額を打ち出そうとした場合、
普及しないと定額のメリットがないというジレンマに陥ります。
だから、完全に新規参入の会社が定額やっても、既存のオペレータは全く怖くないのです。
私が思うに、ソフトバンクがVodafoneを買収してソフトバンク網を使って自社定額、
というのはかなりあり得るのではないかと思います。
Vodafoneは最近元気がないですが、腐っても1500万契約。
自社内定額のインパクトは相当大きいです。
ちなみに、法人契約の話になると話はかなり変わります。
モバイルセントレックスが絡んでくるからです。
モバイルセントレックスに関しては、この記事がよくまとまっています。
この記事でもWILLCOMの音声定額は触れられていますが、
中小企業が営業員に持たせるのであれば十分なのではないでしょうか?
しかし、PBXと連携できればかなり有力な選択肢になると思うんですが。
PHSは構内内線電話としてかなり使われているので(私も会社で構内PHSを支給されてます)、
技術的には可能だと思うんですけどね。
旧DDI Pocket時代から、そっち方面にはあまり強くなかったんでしょうか?
あ、今思いついたんですけど、IP電話と連携できないですかね?
PHSって元々コードレスホンの延長ですから、
普通の固定電話でも登録して子機として使用できる機種があります。(ありました)
で、IP電話の子機として使えば、IP電話を相手に定額通話できる、というのは微妙に便利だと思うのですが。
でも、IP電話自体が普通の人あまり使ってない気がするからなあ。
微妙。
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各オペレータの料金は各社サイト、
契約者数はhttp://www.itmedia.co.jp/mobile/の柱の数字を参考にしました。
(2005年3月18日現在)
本日18日のWorld Business Satelliteで、ウィルコムが取り上げられてました。
(ネタ元:またしてもuseWillcom)
内容としては、Web上での報道から大きく離れる物ではないですが、
きれいにまとまってましたね。
でも、冒頭でドコモのPHSからの撤退が報道された日にこの広告を出していたというのは知りませんでした。
内容が内容なだけに、まさに狙ったようなタイミングですね。
後は、カーライルに買収されて社名変更したことと、
その直後に10倍通信速度のサービスを開始したことなどが順を追って説明され、
音声定額の話に。
また、中国で小霊通が売れていることと
PHSの海外への普及団体MoUが紹介され、
中国・タイの次はインドを狙っているという談話が。
あとは384kbps対応の話とか、
ナノセル基地局(オフィス単位で設置できる)とか、
ジャケットフォンとか。
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自分からテレビをつけたのは久しぶりな気がw
WBSはけっこう面白いから毎日見てもいいんだけどねえ。
Showyou氏のサイトに貼ってあったこの記事に痛いところを突かれた。
何もしない人ほど評論家になる
結構当てはまりがち。
最近の問題として、アウトプットが質・量ともお話にならないことがある。
会社ではともかく、プライベートでの仕事がまともにできていない。
価値のあるアウトプットを生み出せず、批評ばかりしていないだろうか。
自己研鑽も自分へのアウトプットである。
さらにそれは未来のアウトプットの付加価値を高める作業でもある。
キャリア形成とか偉そうなことを言っていないで、一歩一歩自己を高める努力を積み重ねるべきだ。
それは趣味の形であってもいいし、役に立たないことでもいい。
とにかく、何もしないことが問題なのだ。
移動体電話での音声通話で定額プランを持ったものが現れました。
その革命児の名はWILLCOM!!(旧DDI pocket)
寝ようと思ったんですが、あまりにニュースバリューが大きいので、一応貼っておきます。
WILLCOM新サービス「ウィルコム定額プラン」等の提供について
(ネタ元:useWillcom)
内容としては月額基本使用料2900円でWILLCOMのWILLCOM電話同士の通話が無料になります。
また、Eメール・直送メールも無料です。
さらに、ファミリープランで2台目以降の基本料は2200円。
2台で5,100円(税込)/月でお互いに無料で通話できます。
(これがわかりやすいです)
また、現在は音声通話だけですが、7月よりパケット使い放題を追加するプランもできます。
パケット使い放題は現在のつなぎ放題と同じですね。
この「リアルインターネットプラス[1x]」が月額利用料2100円で、
計5000円ボッキリで通話・ネットが使い放題のケータイとなります。
今まで通り当然PCと接続したネットアクセスも定額ですから、
3G携帯電話のパケット使い放題コースなんか目じゃありません。
まさに最強。
ここまでやってしまうと、ソフトバンクやイーアクセスがやろうとしているサービスがかすんでしまいますね。
他のキャリアに対して定額は難しいでしょうから。
技術的にはIP電話の延長ですが、移動体なだけにそのインパクトはかなり違うかと。
しかし、KDDIの呪縛から解き放たれてからの怒濤のサービス展開はすごいですね。
PHSは医療機関で使われているくらい安全性が高いという面も強調していくようですし、
これからも要注目!ですね。
ちなみに
ウィルコム「電話かけ放題2900円」ができる理由(ITmedia)
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7月になったら、ネット使い放題を併用できるようになるので、
このコースに移行しようと思います。
うちの親はケータイ持ってないので、2台目で持たせてやってもいいかも。
2200円なら自腹で持たせる気になりますよね?
なんか、彼女とかに持たせるのが流行りそうな気がするなあ。
今日も帰りにバイクの教習に行ってきました。
主に八の字コース。
内回りはやったことなかったような気がするので、(記憶がないだけかもw)
非常に良い練習になりました。
去年の夏にリーンアウトが多少できるようになっていなかったら、
全然できなかったかもしれませぬ。
KZK氏へ感謝。
しかし、スラローム6秒以内とか、一本橋10秒以上とか、道は遠いですな。
でも今日はクランクでポール倒さなかったぞ。(ぇー
日本人はなぜオタクとなり得たか(ITmedia)
オタク論が一般的によくまとまっている。
オタク論を展開するときには、ベースにするといいかも。
休暇だからって一日にエントリ書きすぎ。>わし
いや、書きたいことはあるのよ。
面白い記事とか。
でもその場で書かないとめんどうになっちゃうんだよねえ。
この前読んで面白かった記事。
日米の労働分配率が語る「従業員主権」の死角 (ネタ元:loveless zero)
いわゆる日本的経営というやつの一つの側面を数値的に示している好例。
日本の企業は人件費を景気の動向に左右されずに固定費としてとらえており、
株主主権というより従業員主権である、という内容。
ちょっと前に親父殿と今の労働組合は駄目だ、という話をした。
正確に言うと、技術屋を守ってくれる構造になっていない、ということだが。
労働組合は、労働者と資本家という対立軸で物事をとらえているので、
プロフェッショナルとして付加価値を生み出すことに誇りを持っている人たちを無視しがちである、という議論。
要するに、労組がスト打つぞ!ってシュプレヒコールあげても、
現場のプロは仕事投げ出せないでしょ?ってこと。
さらに、労働運動は産業革命による第二次産業の成立と共に育ってきたものであるが、
単純労働に従事している層と違い、知的生産に関わっている層は、
単純に労働力の対価で給与を得ているとは言い難い面がある。
1.高い付加価値を与えることが可能であるため、労働時間と生産量が比例しない
2.知的生産自体が知的快感を生む
3.自己の仕事に責任感を持っている
これは親父殿との話で出てきたように、昨日今日で発生した問題ではない。
技術者というのは、労働者より先に存在していたと私は考えているので、
いわゆる労働者層の成立と共に発生したものだろう。
しかし、日本の産業構造が知的生産のウエイトが増す方向に変化しつつあることで、
この問題を改めて議論する必要があるのではないかと考える。
この問題は私の主要テーマの一つであるので、過去にも言及しているが(その1、その2)、
あまり言及内容に進歩がない。
それでもWeblogとして残してあるので、比較ができるだけマシである。
我々親子の間の対話は、私の主要テーマで同じような話を何度もする傾向があり、
最近はあまり生産性が高くない。
今の段階の思考結果を一度文書にしてまとめるべきなのだろうが……。
#私の主要テーマっていくつあるんだろう?
#Profileでも作ったら棚卸しして書いてみるか。
なお、今回の対話で面白かった点では、技術者を「戦士」として捉えた点である。
身を粉にして働くのは、さぼることが敵前逃亡であり「戦士」として許されないからである、という。
そういう意味で、サムライの正当な継承者は技術畑にこそ存在するのだ、というアジテーション。
私の座右の書は葉隠であるので、この論は私の中でも既存のものであったが、
そのエッセンスは仕事人間に共通のものであるのかもしれない。
(葉隠に関してはこの本を檄プッシュしておく、というか正確にはこの本が座右の書である。)
先日、私は勉強しなければならない病に感染していると言っていたが、
これは直接的にはやりたいことに対して必要なスキルが圧倒的に不足していることからきている。
面白そうなことをやりたいと思っても、その技術がないのである。
最低限やらなければならないと思っていることに対しても、その技術がないのである。
たとえば、このサイトのデザインは最善だと思っていないが、CSSがわからないため放置している。
それは問題があるというので持病が発症である。
HTMLとCSSのハンドブック本はしばらく前に買ったのがあるので、
CSSの勉強本を買ったのが、いつだったであろうか。
一ヶ月くらい前だと思うが、まだ1ページも読んでいない。
まあ、それ自体は優先順位の問題もあるので、良しとする。
今月末に会社の金でXMLマスター:ベーシックを受けるなど、全く何もしていないわけではないし。
#XSLとCSSは別物だが同時にやると混乱しそうである、と自己欺瞞が行われた
ちなみに、私の現在の旬はWebコンテンツ方向にシフトしている。
去年は「ソフトウェア開発技術者だから、プログラミングのスキルがないとだめだろう」と考え、
Javaに手を出していたが、優先順位が落ちている。
Web関係は身の回りで直接の応用がありそうな雰囲気になってきたからである。
#ここを見てる人とはあんまり関係ないが。
で、話を戻して、
私のスキルは本人の技術志向が強いくせに、人間系に偏っているのが問題である。
仕事の内容も要求仕様設計と聞くと技術要素が強いようにみえるが、
社内調整がかなりのウエイトを占めたりする。
要するに、仕様SEに技術がないので、実際の開発者に細かいことはおまかせなのである。
それでも技術的な知識がないと話をすることもできないので最低限の知識はあるが、
作るために必要な知識と、使うために必要な知識では、通常の3倍のエネルギーゲインが(ry
というわけで、私のコアコンピタンスは人間系スキルなので、
それをさらに高めるべく、情報検索能力試験など受けてみようかと思っている。
(ここがよくまとまっている)
もちろん資格を取ることが目的なのではなく、マイルストーンがあると勉強しやすいだけである。
ただ、この試験、情報検索一般というか、図書館等のデータベース検索の試験に近いので、
Scopeがずれているとしてすぐに飽きる可能性大。
今日はえらく久しぶりに教習所に行ってきました。
ええ、大型自動二輪の免許はまだ取得できていないのです。
11月に事故ってから、やる気がなくなってそのままだったのですよ。
で、最近仕事も暇なので会社帰りに行ってきたわけですが、
教官に「3ヶ月以上も何やってたんだ」と怒られてしまいました。
そりゃそうだ。
久しぶりに乗った感触ですが、やっぱり小回り下手ですねえ。
クランクで何回ポールを倒したことか。
基本が全くできていないんですよ。
だって、曲がるときカウンター切ってなかったんですよ?私。
教官に指摘されて、
「ああ、だから曲がれなかったのか」と改めて気づく次第。
だめだめですな。
でも、最後の方には慣れてきたので、教習を重ねていればマシにはなるでしょう。
元々技量の上達のために大型取得を考えたわけですし。
問題は、来週末で会社が引っ越してしまうので、会社帰りに通えなくなることですね。
予定では引っ越し前に取得しているはずだったんですが。
しかし、休みの日に会社と同じ駅に行きたくないという理由でさぼっていたので、
それは改善されるかも。
携帯電話がPSPのライバルになる?(ITmedia)
たまにはBlogらしくWeb記事にコメント。
私は単純に処理能力が追いつけば携帯電話がゲーム機を駆逐するとは思えません。
第一に、携帯電話の画面サイズのジレンマがあります。
携帯電話は常に持ち歩くものなので、一定以上のサイズにできません。
ポケットに入らないサイズでは一気に商品力が落ちるわけです。
よって、画面の物理的なサイズというものが制限されているわけです。
解像度を高めれば画面のピクセル数は稼げますが、
見易さとのバランスでは現在のQVGA前後で落ち着くのではないかと思っています。
(海外だとQVGAすら要求されていません。176x220で十分のようです)
第二に、入力機器の問題があります。
第一に「電話」であり、テンキーは外せません。
結局、現在のカーソルキー+ソフトキー(画面下部に一致する機能名がでるキー)になるでしょう。
そのインタフェースでできるゲームと言うのは、ある程度制限されます。
ところで、今の携帯ゲーム機ではどのようなゲームが売れ筋なんですかね?
この前NDSを買ったんですが、それほど稼働率は高くないですね。
そもそもゲームをする時間を取ろうとあまり思っていないようです。
以前、テレビを見なくなったときのように、暇があってもゲームをしようと思っていないようです。
そもそも携帯ゲーム機というのがどういう線を狙っているかで、
携帯電話と競合するかは変わってきます。
PSPは、純粋なゲーム機であると同時にメディアプレーヤー路線があります。
メディアプレーヤーは携帯電話も昔から狙っているジャンルですので、競合するかもしれません。
しかし、意外と共存すると思うんですよ。
なぜかと言うと、動画再生は非常に電池を食うんです。
特に携帯機器で扱いやすいように高圧縮にしたものは。
なので、メディアプレーヤーとしてバリバリ使うと、あっという間に電池が切れてしまうんですね。
連続通話時間と同じくらいしか動画再生はできないんじゃないでしょうか。
いざ電話やメールをしたいときに電池がない、では携帯電話として意味がないです。
その辺、TVケータイや音楽ケータイではどうなんでしょう?
要するに、携帯電話以外にiPod持ち歩く方が総合的に見て便利でしょ?
と普通の人は考えると言うことです。
音楽じゃなくて動画が見たい、となったときに、それがPSPになることはありうるんじゃないかと思います。
NDSは純粋にゲーム機としてフォーカスしてますね。
さらに、均質性の高い小規模コミュニティである小学生をメインターゲットにしているでしょう。
そうすると、アクションゲームがちゃんと遊べないと話になりません。
また、小学生の携帯電話普及率はまだそんな高くないですし、
将来的にも全員には普及しないんじゃないかと思います。(主にメディアリテラシーの問題で。)
そういう意味では、この層を相手にしている限りは携帯電話と直接競合しないと思います。
また、ゲーム機は目の前にいる人との対戦というのが面白いですからね。
PSP、NDSともに無線LANを積んでいるのがなかなか象徴的です。
この近距離通信メディアを持たないと、ゲーム機としては完成しないと思います。
携帯電話でも無線LANを搭載したものは既に存在しますし(N900iL)、
Bluetooth搭載も少しずつ進むんじゃないかと思いますので、
この問題は追々解決されるでしょう。
電池の問題も、燃料電池が携帯電話に入ってくると話は別かもしれません。
充電と言う概念が全く変わる可能性がありますからね。
その辺を考えると、5年後ぐらいには様子がかなり変わっているかもしれません。